採用コンセプトとは?「条件で来る人は、条件で辞めていく」

採用がうまくいっている会社と、うまくいかない会社。その差を生んでいるのは、求人媒体でも、デザインでもありません。「採用コンセプト」があるかどうかです。

条件で来る人は、条件で辞めていく

給与や休日などの条件を前面に出した求人は、たしかに目を引きます。でも、条件で選んだ人は、もっと条件のいい会社が出てくれば、また動いていきます。地方の中小企業が、条件だけで大手と勝負するのは簡単ではありません。

だからこそ、「この会社だから働きたい」と思ってもらえる理由を、先につくっておく必要があります。

採用コンセプトの3つの要素

  • 企業側:どんな会社でありたいか(社長の想い・大切にしていること)
  • 求職者側:求職者は何を求めているか(働く理由・叶えたい理想)
  • 環境:周りの競合は何をアピールしているか(ライバルとの違い)

たとえば高知県のある会社では、「家族を大切にできる会社です」というコンセプトを打ち出しました。家族との時間がほしい、子どもの行事に参加したいという求職者の想いと重なり、しかも周りの競合で同じことを打ち出している会社はありませんでした。

コンセプトには大きく3つのタイプがある

  • ビジョン型:会社が目指す未来や想いに共感してもらう
  • 自己成長型:ここで働くことで、どう成長できるかを伝える
  • ワークライフバランス型:働き方や暮らしとの両立を伝える

どれが正解というわけではありません。社長の想いと、求職者が求めていることが重なる場所を探し、ライバルと違う言葉で伝えることが大切です。

コンセプトが決まると、すべてがそろう

採用コンセプトが決まると、採用サイト・求人票・動画・面接で伝える言葉が、すべて同じ方向を向きます。その結果、会社の考え方に共感した人だけが応募してくるようになり、入社後のミスマッチも減っていきます。

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長嶋雄二

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